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評論や小説の素材と図書館
本はなるべく買って手元に置いておきたいが、狭い家なので物理的限界がある。定価も上がっている。また、実際、買った本のうち買ってよかった、何度も読みたいと思う本は、その1~3割くらいというのが現実でもある。
なので、これからも本は買うが、その量を減らし、減った分を図書館で代替したいと最近思っている。
ここのサイトを使うと、本の表紙が見れるので、アマゾンで本を買う感覚で、近所の図書館で本を予約できる。一度しか読まない本が多いのであれば、まずはここで借りてみる。それで、一度読めばよいし、そのうえで気に入ったら、買うことにする。
このサイトで本を探すのが最近の小さな楽しみである。
語彙力
授業は50分と長い。50分まるまるを同じ内容で引っ張ると、どうしても生徒の集中力は欠けていく。イベント的な1回限りの授業だと何とか頑張れても、それが1年続くとなると生徒の方で授業にうんざりしてくる。
それは、よくない。
そこで、授業は分割して行うようにしている。
本当は古典文法をまるまる50分やるところを、分割し、前半に語彙力、後半に古典文法と、二分割して行っている。
前半の語彙力に関しては、以下のような書籍を使っている。黒板にその語彙を板書し、生徒に意味をひかせる。そして、ひけた生徒からその場で立たせる。指名して、音読してもらい、全員着席。その後、生徒に、その単語を含んだ例文を書かせる。この際、その語の意味が分かっていることが伝わる例文を書くように言っておく。生徒が書いている間は机間巡視し、だいたいどんな例文でもノートに〇をつけてあげる。そして最後、定期テスト前にはまとめプリントを配り、もう一度例文を書かせる。
だいたい1日2語学習し20分程も使う。が、これを行うと、その語の定着はかなり良くなる。評論文を読んでいても、それで学んだ語を目にする機会が増えてくる。
単純作業なのであるが、生徒は案外これを楽しんでやっている。聞くだけの受動的作業ではなく、自分で辞書を引く、例文を考えるという能動的作用が入っているからと考えている。
学習内容と成績の相関度は一朝一夕には測りにくいが、これをやり始めてから評論文の点数が学年で上がっているので、ひょっとしたらこの地味な学習は案外効果が大きいのではないかと考えている。
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国語の遊び授業⑤万葉仮名
文字史。万葉仮名。
文字の歴史は奥が深い。万葉集における漢字表記を学ぶことで、その後のカタカナ・ひらがなの成立の理解がスムーズになる。
正訓字と音仮名について事前に少しでも学習していることが前提となる。
生徒には、まず、この表を配る。
そして、古代上代における音仮名表記を実践させる。
まずは自分の名前や家族の名前、担任の先生の名前などを書かせる。
それから何でも良いので文章を書かせる。(今日会った楽しかったことや最近のイベントなど何を書かせてもよい)
(※授業では、実践しなかったが、今から思うと、同内容で訓字表記もさせてみると両表記の差異をより実感できるかもしれない。)
しばらくは頑張って書いている。
ある程度書き終わった段階で、「実際に書いてみてどうでしたか?書きやすかったですか?」と発問する。と、「書きにくい」と返ってくるはず。
そこで「書きにくい」と返ってくると、狙いの達成。
表音文字だけでは、音は確実に伝えられるが、長ったらしく、字面としてもわかりにくい。反対に、表意文字だけでは、ぱっと見の字面としてわかりよい一方、細かなニュアンスを伝えられない。
(※太安万侶『古事記』の序文を配っても良い。「すでに訓に因りて述べたるは、詞、心に逮ばず。全く音を以て連ねたるは、事の趣更に長し」太安万侶の言いたいことが実感できるはず。)
そこで、使用頻度の高い助詞助動詞(例えば「者(は)」など)といったことばなどが、ひらがな・かたかなに移行しやすかった、という点にも触れたい。
文字史の学習という意味では、中学1年生には非常に難しい内容であるかと思う。
ただ、理解はできずとも、小さいうちに一度くらいは、このような古代の表記法を実践しておくことは有益だと思う。音仮名表記は、ただのゲームとして遊ぶ分にはそこそこ楽しくやれる内容であるが、その煩わしさを知ることこそがまさに文字の歴史をたどっているということにほんの少しでも気づいてもらえれば十分か。
国語の遊び授業④誤変換クイズ
今回のは手がかからない割に、よく盛り上がるゲーム。
誤変換クイズ
1口臭か胃の出血を確認して下さい→?
2何か父さん臭い時がある→?
3日本の卑怯100戦→?
などなど
事前にスライドを用意しておいて、問題と答えが1クリックで現れるようにしておく。
辞書を手元に置いてやらせると、漢字の勉強になる。
中学1年生は楽しくやる。授業の隙間などに10問くらいでやれば十分か。
例はインターネットで検索してもたくさん出てくるし、以下のような書籍も使える。
国語の遊び授業③四コマ漫画②
前回の続き。また別の四コマ漫画。
今回は、先にタイトル『名医』を板書する。
『名医』の意味が分からない子もいるので、先に発問した上で、共通理解を得ておく。
それから、前回と同じように、周りとの相談はなしにして、紙に文章で状況を説明させる。ただし、その際に指示として、「名医」という言葉を必ず使うように指示する。
生徒は、しばらく考えたのちに、ひらめいた順に書きだす。
ただ、そこで終わらすのではなく、生徒が終わりがけにくると、なぜタイトルが他のタイトルではなく「名医」なんかなあ、と独り言のように発問する。もう少し言うなら、「名医」って誰なんかなあ、と発問してもよい。
答え合わせにおいては、「清掃員」という単語や「肺に影がある」といった表現についても学ぶことができる。
そして、全体の構成として、1コマ目「名医が4人集まっていた」→4コマ目「本当の名医は清掃員だった」とまとめられると、タイトルに込めた作者の意図に適うということを伝えたい。